オフィス移転時の書類整理

2020/12/25

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレワークの導入が飛躍的に進みました。ウイルスの感染対策はもちろんですが、ワークライフバランスの観点からもテレワークを導入することで、多様で優秀な人材の獲得や従業員のエンゲージメント向上などにつながります。
テレワークの広がりに伴い、「オフィスを都心の一等地に構える必要があるのか?」「こんなにスペースが必要なのか?」という疑念から、オフィス移転を検討する会社が増えています。

移転の際に意外と時間と手間を有してしまうものの一つが書類の整理です。ただ、オフィスの移転は、ペーパーレス化の促進や文書管理ルールの見直しを行う絶好のチャンスでもあります。
計画的に取り組み、機密文書はしっかり保管管理、不要な書類は破棄することで、限られたオフィススペースを有効活用できます。

 

①文書管理ルールの見直し

文書管理ルールには下記のような目的があります。

既に文書管理ルールがある場合は、目的に沿った内容になっているかどうか見直しをすることが重要です。

•オフィスエリアからの書類削減によるスペースの有効活用/執務環境改善
•書類の性質、ライフサイクルまた利用状況に応じた、適切な文書管理・運用方法導入
•業務処理生産性の向上、高品質化
•コンプライアンスの強化
 

②文書整理のアプローチ

オフィス移転に伴って既存文書の整理・スリム化を行う場合、下記のようなアプローチが有効です。

始めに行いたい社内書類の棚卸は、新オフィスの必要坪数やレイアウト等を決める上でも非常に重要となります。

 

 

③社内書類の棚卸方法

★棚卸するときには以下の要件を整理してみましょう。

書類はライフサイクルに合わせた管理を行うことで、コストの適正化、業務の質の向上を図ることが可能になります。

•書類のボリューム
•現在の保管場所、方法
•活用頻度
•必要になった場合、すぐに必要なのか、1週間後でも良いのか
•コピーでも可なのか、原本が必要か
 
etc…
 

④書類保管場所の選定

適切な書類保管場所を選択する上での主な指標は、表のとおりです。

執務室保管や社内書庫保管が必至となる機密文書は意外と少ないかもしれません。

オフィス移転の際は、是非スマート書庫のご利用を検討ください。
スマート書庫にご登録いただいたお客様は、無料の文書管理ソフトをご利用いただけます。
スマート書庫管理ソフトは、箱の預け入れ/取り出し指示だけではなく、倉庫の書類と事務所内の書類箱も一緒に管理することができる統合書類管理システムです。

 

スマート書庫をご利用いただいた場合のお預け入れスケジュール

箱数によって、箱詰め・文書箱情報にお時間がかかりますので余裕をもったスケジュールでご依頼をお願いいたします。
 
 
三井倉庫ビジネスパートナーズでは、移転等を契機とした文書整理の支援サービスをご提供しております。
あるべき文書管理体制の構築に向けて、お客様のご事情に合わせた適切な文書管理形態ならびに文書管理プロセスをご提案いたします。

この記事は2020年12月25日時点の記事です。

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