コロナ禍が加速させた生活の変化

2021/11/17

<はじめに>

2019年初頭に始まったコロナウィルス感染症による世界大混乱。約2年の間に私たちの生活は一個人から国家に至るまで、さまざまな変化を強いられました。これまで常識とされてきたものが常識ではなくなり、多様な考え方や在り方が受け入れられるようになりました。では、いったいどんなことが大きく変わったのでしょうか。キーワードを元に考えてみたいと思います。

<キーワード>

私自身、コロナ禍における環境の激変により、自身の価値観や、考え方が大きく変化しました。おそらくこれは皆さんも同じではないでしょうか。特に顕著に感じられた例として、以下の項目を挙げてみます。

1. 『所有』はもう古い? 

2. オンラインコミュニケーションツールの急成長 

3. 雇用・働き方の変化   

4. 別のサービス等に置き換えが進みにくかったこと

 

1.『所有』はもう古い?

これまでは、物であったり、場所(土地やスペースなど)であったり、場合によっては人材についても会社は所有(雇用)をすることから始まり、それぞれの経済活動を行ってきました。しかし、コロナ禍という異常事態を経験した今、「これまでの当たり前は、当たり前ではない」という感覚を持った方も多いと思います。そういった変化により、ミニマリズムに代表されるような「最小限の要素のみを用いる様式・手法」や、サブスクリプション方式に「限定的に必要な分だけ利用する」サービスが、より広がりをみせています。選択肢が多様化するなか、オフィススペースの縮小やさまざまなシェアリングサービスの活用などにより、物やスペースを『所有』することが必須ではなくなりました。
 

2. オンラインコミュニケーションツールの急成長

こちらについては私を含めほとんどの皆さんが最も顕著に感じている点ではないでしょうか。対面での会議や、果ては趣味の会合・飲み会などにおいても、Webシステムの利用、ネットワーク上の仮想空間やリモートでの交流など、コミュニケーションを取る手段がこれまでとは大きく変化し、ネットワーク環境があれば同じ場所にいなくても同じ時間を共有することが当たり前となりました。皮肉にもコロナの大流行が、サービスの急成長を後押ししたとも言えます。
 

3.雇用・働き方の変化

前述同様に、外出制限・出社制限に伴うテレワーク等の環境整備がなされたことにより、自宅にいながら会社の業務を行ったり、会議への出席ができるようになった、という方も多いと思います。そもそもオフィスへ通わなくてもできる仕事があることに気づいたり、できないと思っていたこともやってみたら意外とできたということも多くありました。小さなお子さんを抱えるご家庭や、通勤時間のかかる社員にとっては時間の有効活用にもなり、そもそもオフィスを構える必要すらなくなってしまった企業さえあります。雇用や働き方についても、大きく変わることとなりましたね。
 

4.別のサービス等への置き換えが進みにくかったこと

一方でコロナ禍であっても、新しいサービス等への置き換えが進みにくかったことがあったのも事実です。外出制限により外出をしなくなった人々が宅配便を今まで以上に利用したことによる物流関係の仕事での人手不足や、保育や介護など、どうしても人が直接関わらないとできない仕事については当然のごとく代替できるサービスも少なく、逼迫した状態となりました。医療機関の混乱については記憶に新しいかと思います。
 

5.まとめ

コロナの流行により社会は大きく変化し、各個人や企業がより能動的に利用したいサービスを選択することができる新しい世界となりました。これからはより一層、選択肢の充実が求められることでしょう。三井倉庫のスマート書庫はキーワードに挙げたような変化にも対応できるサービスです。新しい選択肢の一つとして導入をぜひご検討ください。システム導入費用はかかりません。
 

<三井倉庫のスマート書庫>

① 『所有』にとらわれずスペースの有効活用をする

1箱からでも預け入れができるサービスです。書類の保管(スペース確保)と管理がセットになっており、オフィス内の書類保管スペースを最小限にしつつ、より有効に活用することが可能です。

② 『オンライン完結型サービス』ですべての依頼が完了

お申込みから請求書のダウンロードまですべてWEB上で完結するサービスです。ネットワーク環境さえ整っていれば日本全国どこからでも各種ご依頼をかけていただくことが可能です。各書類の管理情報についても現物が目の前になくてもスマート書庫サイトにログインすることで全ての情報が確認でき、情報改ざんの心配もありません。

③ 『新しい働き方』に合わせた使い方

保管期限を経過した箱や、不要となった文書箱については倉庫に保管したまま廃棄のご依頼をすることが可能なため、いちいち文書箱を手元に取り寄せる必要はありません。お預け入れやお届けの際の集配送先も同じエリア内であれば複数個所登録(1つの部署につき5か所まで)が可能です。
 
 
スマート書庫のお申込み方法についてはこちらをご参照ください。

この記事は2021年11月17日時点の記事です。

書類・文書の保管サービス‐スマート書庫

保管倉庫は、三井倉庫ビジネスパートナーズ(MBP)が選定した24時間365日セキュリティ完備の書類保管専用倉庫です。重要書類、機密文書を安全に保管するための漏洩管理も万全。本格的な書類保管専用倉庫をご利用いただけます。

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