ご家庭内の紙物の管理に関して(後編)

2023/09/19

(前回「ご家庭内の紙物の管理に関して(前編)」に続く内容になります。)

 

前回、ご家庭内の紙物の管理に関して(前編)では、「家庭内で発生する紙物とは」、「はがき・封筒等の郵便物の管理」についてお話しをしました。

今回の後編では「レシート・公共料金の支払い控えの管理」、「新聞・チラシの管理」、最後に「まとめ」という順番でお話しをしていきます。

 

レシート・公共料金の支払い控えの管理

これは多くのご家庭で苦戦しているのではないでしょうか。

前編でお話しをしました郵便物と同じく、いらないものはすぐに捨てる癖をつけるのがベストですが、家計簿をつけている場合や医療費控除を考えているご家庭の場合、ほぼすべてのレシートを保管する必要があるため、かなりの量になるかと思います。

では、どうすればよいか。

以下の方法はいかがでしょうか。

 

(1)電子化してPCで管理する

最近ではレシートをスマホで撮影することによって、レシートに記載されている情報をカメラと連動した家計簿アプリへデータとして取込・保存できるものが増えてきました。中にはレシート内容のデータ化だけではなく、読み込んだデータを食費等のカテゴリー別に分類、その分類ごとにいくら支払いをしたか金額をまとめてくれるアプリも登場しております。

レシートの整理ができないという方はこういうものを積極的に利用して、データとして取り込んだら取り込み済みのレシートを捨てていく、というサイクルで進めていくことをおススメします。最初は難しいかもしれませんが慣れれば結構簡単です。

 

(2)レシート等は月ごとにファイリングをして管理する

どうしてもレシートを取っておきたいという場合、レシート類は月ごとにまとめ、可能であればカテゴリー別にレシートを分類してファイルに保管しておくことが望ましいです。そうすれば何か起こって見直す必要が出てきた時も見つけやすく、特に医療費控除の申請時は病院や薬局のレシートの5年保管が必須なので後で探す等の手間も少なくなります。

 

新聞・チラシの管理

これに関しては最終的に古紙回収という手段かと思いますので、どこに新聞を保管しておくかという事がポイントとなります。大体古紙回収用の袋が新聞販売店から配られるので、日々それにしまっていけば後から新聞を集めてまとめる必要もないので労力も少なく済みます。

では、どのタイミングで新聞をしまうのか。人によってやりやすいタイミングがあるかと思いますが、おススメは寝る前です。寝る前に新聞紙を持って決めた保管場所に行きしまってから寝る。これも習慣化することで新聞が散らかるという事も少なくなります。

 

まとめ

家庭内の紙物を管理する上で大事なことをまとめると以下の3点となります。

・いらいないものは直ぐに捨てる

・置き場所を決める

・決めた行動を習慣化する

 

この3点、オフィスでも聞いたことありませんか?

実はこれはオフィスの整理整頓、特にデスク周りの整理整頓を行う上でも重要なことなんです。

デスクの上が紙物ばかりで片付かない、引き出しから紙があふれている、書棚が整理できていない等、この3点を意識すれば大体このような問題は片付くんです。

 

ここで気を付けて頂きたいのは、近くにゴミ箱が無い、重要書類なので捨てる場所が決まっておりその場所が遠い等の理由で、捨てるものを一旦ここに貯めておくという行為。

その日ごとに捨てる処理をするのであれば問題は無いのですが、貯めておいて後で捨てると考えている場合はたいていそのまま何もしないで時が経ちます。

だから、ごみの一時置きの場所を作る場合はその日中に捨てるということを決めて必ず実行をしましょう。

 

これが身に着くと身の回りの整理整頓が楽になってきます。

是非参考にしていただければと思います。

 

今回は前編・後編と2回に分けてご家庭で発生する紙物の管理に焦点を当てたお話しと、最後にまとめとして家庭で行う整理整頓はオフィスの整理整頓とつながるというお話しをさせて頂きました。

 

今回お話しをした内容はあくまで私が今までビジネス・プライベートで培ってきた整理整頓を元にお話ししていることなので参考程度に、「ああ、こういう方法もあるのね」という感じで読んで頂ければと思います。

 

この記事は2023年9月19日時点の記事です。

文書保管サービス営業担当

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